横浜ゴムは、タイヤ販売会社であるヨコハマタイヤジャパンの北海道カンパニーが、地域貢献活動の一環として、乗用車用スタッドレスタイヤ「アイスガード7」36本を11月12日に北海道旭川市へ寄贈した。寄贈タイヤは同市の公用車9台に装着される。同日、旭川市役所総合庁舎で行われた受納および感謝状贈呈式に北海道カンパニーの谷口浩二社長が出席し、今津寛介旭川市長より感謝状を授与された。
旭川市では季節ごとに交通安全市民総ぐるみ運動を実施しており、特に国内でも有数の寒冷地となる冬には凍結路面でのスリップ事故防止のための安全運転などを呼び掛けている。今回、公用車の冬道での安全運転に寄与するとともに、最新スタッドレスタイヤの優れた性能を実感してもらい、交通安全活動に活かしてもらいたいとの思いからタイヤ寄贈を決定した。同市へのタイヤ寄贈は3回目となる。なお、同社は同市内に2015年12月に開業したタイヤテストコース「北海道タイヤテストセンター」で「アイスガード7」をはじめ冬用タイヤの試験を行っている。
「アイスガード7」は2021年9月に発売した「YOKOHAMAスタッドレスタイヤ」の第7世代の新商品で、「アイスガード」が一貫して追求してきた「氷に効く=氷上性能」を向上させたほか「雪に効く=雪上性能」もレベルアップしたタイヤとなっている。従来品で定評のあった「永く効く=性能持続性」も兼ね備えており、2021年度グッドデザイン賞を受賞している。