クロロプレンゴム(CR)の世界のトップシェアを誇るデンカ。
今期の上半期を振り返ると、新型コロナウイルスの影響により、昨夏頃から自動車メーカー需要の回復とともに需要が回復。前期の好調さが今期に入っても維持した。
製品別では、ドライチップは「あらゆる分野で好調だった。具体的には接着剤、自動車、そして一般産業用向けの需要がとても高かった」(大塚淳司エラストマー・インフラソリューション部門エラストマー部長)。
一方、ラテックスについては新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、医療用手袋向けは昨年後半から需要が旺盛