日本ゴム工業会・統計委員会(ロール製品関係7社)がまとめた2021年(1~9月)のゴム・樹脂ロール生産実績によると、総合計は294万3838kgで前年同期比3・8%減となった。原料別では、ゴムロールは269万7637kgで同4・2%減、合成樹脂ロールは24万6201kgで同0・1%増となった。
用途別では、印刷用はゴム・樹脂合計で105万8161kgで同3・1%減となった。そのうち印刷用ゴムロールは同3・1%減、印刷用合成樹脂ロールは同4・7%減となり、ゴム・樹脂とも前年実績を下回った。
紙離れによる印刷市場の縮小を背景に、印刷用