積水化学工業は11月29日、同社の連結子会社である積水ポリマテックが製造・販売するシリコーン製品について、12月1日受注分より販売価格を改定すると発表した。
対象製品は入力製品群(スイッチ向け部品など)と機能製品群(放熱素材など)で、値上げ幅は入力製品群が30%以上、機能製品群が10%以上。
原材料費および輸送費の高騰により、主要原料であるシリコーンゴム価格は急激に上昇している。また、製造にかかる光熱費、物流費も上昇し、この状況は今後も一定期間継続すると予想される。これらにより現状価格の維持が困難な状況となっており、同社は今後の安定供給を図るため、販売価格の改訂を決定した。