山本金属製作所(大阪市平野区、山本憲吾社長)は2021年12月 8~10日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「第8回高機能金属展」で金属材料を始め、樹脂材料に関する精密加工技術や計測評価技術をPRする。
同社は1965年の創業以来培ってきた精密加工技術と独自の加工モニタリング技術を融合し、難削材・複雑形状加工から被削性評価・残留応力計測・摩擦攪拌接合(FSW) に関する計測評価ソリューション提供まで幅広く展開している。
同社は近年話題の3Dプリンタ(積層造形材料)やセラミックス、CFRPや異材接合の計測評価においても実績がある。ブースではこれら計測評価に関する実績を紹介するとともに、①高精度内部残留応力測定法(MIRS法)、②衝撃疲労試験機、③加工モニタリング機器MULTIINTELLIGENCE、④4連式回転曲げ疲労試験機GIGAQUADの4つを中心に訴求を図る。
金属素材で培ってきた評価技術を応用し、昨年からは内部残留応力測定や衝撃疲労試験機を活用した樹脂材料の評価サービスも展開中だ。「カーボンニュートラルが叫ばれるなか、樹脂では新しい素材が多く開発されているが、その評価方法・評価基準が明確にならず、課題を持つ顧客が多い。当社はこうした新しい樹脂材料を評価できる技術を持っている。樹脂材料の評価技術の確立でお困りの皆様のお役に立てると思うので、ぜひ当社のブースに立ち寄っていただき、評価技術の高さに触れてほしい」(同社)と述べた。なお、山本金属製作所のブースは幕張メッセ8ホール、小間番号は53―48となっている。