バンドー化学は11月30日、同社の研究開発に関する情報を掲載した技術レポート「バンドーテクニカルレポートNo・24」を発刊したと発表した。
同レポートは、同社の新製品開発・技術開発の一端に触れてもらうことを目的とした、研究論文や新製品の紹介などで構成される総合技術レポートで、今回で第24号となる。
同社は、界面制御を中心とする分散技術をコア技術の要として位置付け、これに基づき、ゴム、エラストマーや樹脂に関する材料技術・加工技術・接着技術とナノ粒子創生技術を深耕・拡大し、さらにこれら技術を活用して既存製品を改良するとともに、新製品の創出に取り組んでいる。
今号では「柔軟膜ひずみセンサを用いた嚥下障害リハビリテーションのための喉頭挙上の検出」「伸縮性ひずみセンサC―STRETCHを用いた胸郭運動による呼吸パターンおよびSpO2計測システムの開発」「簡易異物検査ツールBANDO DEC―20の改良と用途展開」「量子化学計算によるIRスペクトルの予測―無水マレイン酸変性EPDMへの適用―」などの研究論文をはじめ、技術資料「セルロースナノファイバーを適用した伝動ベルト用ゴムの開発」、特許登録一覧、新製品紹介「高負荷対応の歯付ベルト『Ceptor―X Plus』の紹介」「食品用非付着性ベルト『ミスターシルキータッチ』の紹介」について掲載している。