加貫ローラ製作所子会社 「カツラ」を吸収 営業重複の解消図る

㈱加貫ローラ製作所は、全額出資子会社の㈱カツラ（大阪府東大阪市）を本年４月１日付で合併し、東大阪営業所として事業を開始すると発表した。
カツラは関西圏の印刷分野を中心に営業活動しているが、他業種を含めてゴムローラ市場で営業活動している加貫ローラ製作所の営業部門に統合することで、営業の重複地域を解消し、効率経営を目指す。
また、より充実した情報提供と高付加価値化を図り、一層信頼されるサービスを強化する。
合併は、加貫ローラ製作所を存続会社、カツラを消滅会社とする吸収合併方式。カツラは昭和46年に加貫ローラ製作所の全額出資で設立。関西圏における印 刷市場を担当し、印刷用ゴムローラ、水棒カバー「ＮＥＷＭＯＬ」、ケミカル商品「ＮＥＷ　ＭＡＴＩＣＬＥＡＮ　ＥＣＯ」などを販売。資本金１千万円、売上 高は５億３０００万円（２０１０年３月期）。
加貫ローラ製作所は印刷用、工業用ゴムローラの製造販売、各種印刷用材料・関連機材の販売などを業務とする。全国に営業所10ヵ所、関連会社６社を有する。