住友ゴム工業は12月3日、ダンロップとしてサポートする「トヨタGRスープラGT」が、11月27日~28日に富士スピードウェイで開催された国内最高峰のレースのひとつ「2021 AUTOBACS SUPER GT」の第8戦富士GT300クラスで優勝したと発表した。同じレースではダンロップとしてサポートする「スバルBRZ GT300」が3位を獲得した。
最終戦の結果で、「スバルBRZ GT300」はシリーズチャンピオン、「トヨタGRスープラGT」はシリーズランキング3位になった。
今シーズン、2年ぶりに同社タイヤ装着チームに復帰した「LM corsa」の「トヨタGRスープラGT」は、得意とする富士で予選3位からスタートし、レース中盤にトップに浮上した。その後も力強い走りで上位争いを展開し、レース終盤に再び先頭に立ち優勝を遂げた。「R&D SPORT」の「スバルBRZ GT300」は、予選でコースレコードを記録し今シーズン4回目のポールポジションを獲得した。決勝では中盤までトップをキープし、ピットタイミングで順位を下げたものの、攻めの走りでレース終盤に前車を抜き3位表彰台を獲得した。
「2021 AUTOBACS SUPER GT」のGT300クラスで、ダンロップタイヤは高いグリップ性能と耐久性能を発揮し、今シーズン予選では6回のポールポジションを獲得、決勝では第2戦・第8戦で「トヨタGRスープラGT」が、第5戦で「スバルBRZ GT300」が優勝し、ダンロップタイヤ装着車として今シーズンを通して3勝を挙げることができた。