豊田合成は12月3日、車内をLEDの光で彩る「フルカラーLED車内ランプ」を開発したと発表した。全64色から気分に合わせて自由に色味を変更できるなど、ユーザーの多様な嗜好に対応している。
また、従来のLED車内ランプは、部位ごとに若干の色味の違いが生じることがあったが、今回、1つのランプユニットに赤・緑・青光の3原色のLEDを搭載しフルカラーを実現するとともに、発光量を制御する電子部品を組み込むことで色のバラツキを極小化、ユーザーの求める車室空間の色づくりに貢献する。
なお、同製品はレクサス新型NXに搭載されている。
今後も同社は、コア技術であるゴム・樹脂部品に電子部品を融合することで、機能性と意匠性を高め、魅力的な車づくりに寄与する製品開発を進めていくとしている。