住友ゴム工業は12月7日、同社が加盟するエコ・ファースト推進協議会主催の「第12回『エコとわざ』コンクール」で、住友ゴム賞を選出し表彰したと発表した。今回の住友ゴム賞には、一見するとゴミの様なものであっても創造力豊かな子どもからすると宝物となるものがたくさんあることから、発想力で地球のゴミを減らしたいという想いを表した、京都府京田辺市立薪小学校1年の津久間瑛依斗(えいと)さんの作品「ごみのやま くふうひとつで たからやま」が選ばれ、11月30日に同小学校で表彰状を授与した。
「『エコとわざ』コンクール」は、エコ・ファースト推進協議会が環境省の後援、全国小中学校環境教育研究会の協力を得て、全国の小・中学生から、SDGs達成年までに自分たちが住む地球がどの様にあって欲しいかを考える機会として創作ことわざ「エコとわざ」を募集し、優秀な作品を表彰するもので、今年は「豊かで美しい地球を未来につなぐために、私たちに何ができるかな~2030年どんな地球にしたいかな~」をテーマに、1419点の中から審査委員会および各企業における厳正な審査の結果、30作品が選出された。
同社は、環境省から環境先進企業として「エコ・ファースト企業」に認定されており、同コンクールが始まった2010年から住友ゴム賞を設け、子どもたちが環境に関して考える機会を提供してきた。この様な活動を通じて、同社グループは社会的価値向上に取り組み、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。