ブリヂストンは12月8日、免震ゴムの国内向けメーカー出荷価格について、2021年12月より平均13%の値上げを決定したと発表した。
近年、免震ゴムに使用する鋼材価格の世界的な高騰が続いている。同社では生産性向上などの改善を行ってきたが、企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況であると判断し、国内向けの免震ゴムのメーカー出荷価格を値上げすることを決定した。
同社グループは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げている。今後も同社グループのコアコンピタンス、強みである「ゴムを極める」技術を活かして、人々の暮らしを足元から支え、サステナブルなソリューションカンパニーへと進化していくとしている。