横浜ゴムは12月9日、低燃費タイヤブランド「ブルーアース」のミニバン専用タイヤ「ブルーアースRV RV03」を2022年2月より日本およびアジアにて順次発売すると発表した。また、コンパクトミニバン・軽ハイトワゴン専用タイヤ「ブルーアースRV RV03CK」を2022年2月より日本で発売する。両商品を合わせ発売サイズは245・40R20・99W・XL~145・80R13・75Sの全40サイズで、価格はオープンプライス。
「ブルーアースRV RV03」はミニバン専用の低燃費タイヤで、同社のミニバン専用タイヤとしては7年ぶりの新商品となる。従来品「ブルーアースRV02」から高い評価を得ている国内タイヤラベリング制度のウェットグリップ性能最高グレード「a」と転がり抵抗性能「A」に加え、優れた耐ふらつき性能や耐偏摩耗性能を踏襲しつつ、新たな付加価値として「さらに長持ち、ますます快適なミニバン専用タイヤ」をコンセプトに耐摩耗性能と静粛性を一段と高めた。トレッドパターンは従来品の非対称パターンをベースにグルーブとサイプの溝面積比やプロファイルを細かく最適化し、さらにYOKOHAMA最先端のゴム混合技術「A.R.T.Mixing」を採用し、路面追従性を高めた専用コンパウンドを採用した。これらにより従来品に比べて耐摩耗性能が20%向上し、ロードノイズを低減させ運転席だけではなく2列目・3列目シートでの静粛性も向上している。
「ブルーアースRV RV03CK」はコンパクトミニバン・軽ハイトワゴン専用の低燃費タイヤで、従来品「ブルーアースRV02CK」の発売から5年ぶりの新商品となる。「ブルーアースRV RV03」同様の性能を追求しつつ、全サイズにおいて従来品のウェットグリップ性能「b」を「a」にグレードアップした。転がり抵抗性能は「A」を獲得している。