エボニックジャパンは12月10日、東日本大震災発生から10年を迎えた今年7月、ドイツのサッカークラブ「ボルシア・ドルトムント」(以下、BVB)との共催で「3・11を忘れない」というテーマのもと、チャリティ・オークション・イベントを企画、開催したと発表した。ドイツのBVBと、宮城県東松島市、BVBのローカルパートナー企業、ファンクラブの会員、そして、エボニックグループの社員がオンラインで集まり、オークションが開催され、イベントで集まった収益金約33万円は、東松島市(2021年8月24日付)、ふじの園、ハタチ基金(2021年9月24日付)にそれぞれ寄付された。
同社はこれまで東北への復興支援活動として、2011年震災直後「義援金の呼びかけ」、2012年「宮城県東松島市に保育所を建設」、2013年「『一関藤の園』新築プロジェクトの支援」、2011年7月~「化学実験教室の開催」、2021年7月「ボルシア・ドルトムントとのチャリティ・オークション・イベント」などの活動を行っている。
同社グループでは、東北への復興支援活動として、未来を担う子供たちへのサポートに注力して取り組んできた。震災から10年の今年、東北との絆を新たにした同社は、「Leading Beyond Chemistry」というコーポレートスローガンのもと、化学を超えた取り組みとして、人々のくらしをより向上させるお手伝いと共に、今後も被災地からの声に耳を傾け、支援活動を続けていくとしている。