朝日ラバーは12月14日、福島県にある生産4拠点の購入電力をCO2フリー電力に転換したと発表した。
同社の国内の生産拠点は、福島県西白河郡に福島工場と第二福島工場、福島県白河市に白河工場と白河第二工場の4拠点となる。4拠点の年間電力使用量約6700MWh(2020年度実績値)について、東北電力との契約により、2021年12月1日から、東北6県及び、新潟県内の水力発電所、地熱発電所で発電されたCO2フリー電力を使用する。これにより同社は、年間約3000tの温室効果ガス(CO2)排出削減を見込んでいる。
今回のCO2フリー電力への転換により、当該拠点での事業活動における直接CO2排出量のうち、スコープ1+スコープ2において約85%の削減が可能になる。
同社グループでは、CO2排出削減目標として2030年に30%削減(2013年度比)する活動を続けており、今回の購入電力の契約により目標を達成することになるが、同社はさらに目標の設定を検討し、引き続きCO2排出削減の取り組みを進めていくとしている。