■ 新年インタビュー
会員に役立つ情報を発信していく
日本ゴム協会 斎藤拓会長
「中小企業の会員にとって役立つサービスを提供していくことが大切」と語る日本ゴム協会の斎藤拓会長(東京農工大学教授)に、21年の協会活動や22年の抱負などについて尋ねた。
◆21年の活動を振り返って。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本ゴム協会の3大行事である年次大会、夏期講座のほか、研究分科会や各支部の講演会といった活動もオンラインで開催した。
ただし、リアルな開催と違って、参加者同士の情報交換や講師とのコミュニケーションができないことが残念だった。そのため夏季期講座では、講師の方を中心に、Zoomの機能のひとつであるブレイクアウトルームを設定し、講師の方とコミュニケーションを取れるような工夫もした。参加者からも好評だった。
今年度、唯一リアルで開催できたのが、エラストマー討論会。リアルとオンラインのハイブリットで開催した。リアルで参加した人は、久しぶりに交流ができたと聞いている。
◆現状の課題について。
協会のメリットは会員同士の交流ができること。コロナ禍で交流の機会を持てなかったこと
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