山本金属製作所(大阪市平野区、山本憲吾社長)は2月2~4日に、東京ビッグサイトで開催される「フライングカーテクノロジー」で金属材料を始め、樹脂材料に関する精密加工技術や計測評価技術をPRする。
ブースでは、材料評価技術の新提案をテーマに、計測評価に関する実績を紹介するとともに、高精度内部残留応力測定法(MIRS法)や衝撃疲労試験機などを中心に訴求を図っていく。
最近では自動車のEV化の加速により、構造物や各種加工部材の信頼性が必要不可欠なため、MIRS法は、残留応力を短期間に低コストで測定するシステムであり、構造設計をはじめ、金属加工、施工管理に貢献できるという。
同社は金属素材で培ってきた加工品製造や評価サービスを応用し、樹脂材料の評価技術を確立した。樹脂材料に課題を抱えるユーザーの要望に応えるべく、内部残留応力測定や衝撃疲労試験機を活用した樹脂材料の評価サービスを提供していく。今後、樹脂やCFRP、セラミックなどの計測評価技術の提供をより促進していきたい考えだ。
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