積水化学工業は1月20日、世界で最も持続可能性の高い100社「2022 Global 100」)において5年連続7回目に選出されたと発表した。
「Global 100」は、カナダのコーポレートナイツ社が世界のあらゆる業界の大企業(2022年は6914社)を対象に、環境・社会・ガバナンス(E/S/G)などの観点から持続可能性を評価し、上位100社を選出している。
例年、「Global 100」はスイスのダボスで開催される世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の中で発表されているが、今年はコーポレートナイツ社が1月19日に開催したオンライン会合の中で発表された。同社は、クリーンレベニュー、環境貢献投資(設備投資や研究開発)、サステナビリティと報酬の連動、従業員の定着率などの項目で高い評価を受け、22位に選出されている(日本企業の選出は当社を含む3社)。
同社は、長期ビジョン「Vision2030」において「Innovation for the Earth」をビジョンステートメントとして掲げ、イ
ノベーションにより「サステナブルな社会の実現に向けて、LIFEの基盤を支え、未来につづく安心を創造していく」ことを宣言している。これからも、持続可能な社会の実現と同社グループの成長の両立を目指し、さらなる社会課題解決に貢献し、ステークホルダーに信頼され続ける企業であるための取り組みを進めていくとしている。