東レは1月20日、東京ビッグサイトで1月26日から28日まで開催される「nano tech 2022(第21回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)」に2年ぶりに出展すると発表した。
今回の展示会では、「東レのカーボンニュートラル/サステナビリティへの取り組み」をメインテーマに、地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に貢献するグリーンイノベーション(GR)事業、医療の充実と健康長寿、公衆衛生の普及促進、人の安全に貢献するライフイノベーション(LI)事業に関する技術、ナノテクノロジーを活用した先端材料について展示を行う。
NANODESIGN技術を活用し、天然シルクのような上質な光沢と軽やかなふくらみを実現した「新感覚ポリエステルテキスタイルKinari」、ナノアロイ技術により弾性率と破壊靭性を両立した「ナノアロイ技術適用プリプレグ」、低侵襲で高感度なマルチマーカーによる診断システム技術として世界に先駆け実用化を目指す「高感度DNAチップ 3D―Gene」、その他、同社のナノテク技術を活用した先端材料を紹介する。
同社は、企業理念である「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」を実現していくため、社会を本質的に変える革新素材の創出に取り組み続けるとしている。