朝日ラバーの2011年3月期第3四半期連結決算は、売上高36億200万円、前年同期比7・8%増、営業利益1億3600万円、同170・8% 増、経常利益9500万円、同332・9%増の増収増益となった。四半期純利益は6800万円で前年同期の400万円から大幅な増益となった。 工業用ゴム事業は、自動車関連製品が国内のエコカー補助金の廃止に伴う受注量の減少および販売単価の下落影響を受け、スポーツ用ゴム製品は顧客の販売戦 略変更の影響による受注の減少を受けた。一方、海外向けの自動車関連製品、情報通信関連製品は堅調に推移した。 以上の結果、同事業の売上高は29億4000万円、同6・9%増、利益は2億3700万円、同160・9%増となった。 医療・衛生用ゴム事業は、開発品の医療用ゴム製品の受注が順調に推移したことに加え、新たな開発製品の量産販売を開始した。以上の結果、同事業の売上高 は6億6100万円、同12・0%増、利益は7400万円、同3・8%減となった。
2011年03月22日