豊田合成は1月27日、同社の「カーボンニュートラルに向けた中期目標達成への取り組み」が、2021年度省エネ大賞の省エネ事例部門において、資源エネルギー庁長官賞を受賞したと発表した。
省エネ大賞は、企業や自治体などの優れた省エネの活動事例や製品開発、ビジネスモデルなどを表彰する制度で、1990年度から毎年実施されている。
同社は2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けた環境施策を強化しており、工場のエネルギーのムダの排除、設備のコンパクト化などの生産技術革新、省エネ設備の導入などによる「エネルギー使用量の低減」に加え、太陽光発電の導入など「再生可能エネルギーの拡大」などを推進している。さらに社内講演会などを通じた従業員の啓発にも取り組んだ結果、2020年度のエネルギー使用量を2015年度比で22%削減させた。これらの一連の活動が高く評価され、今回の受賞に至った。