三井化学は1月28日、日本政策投資銀行(DBJ)が実施する「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」にて最高ランク格付を取得したと発表した。また同社は、この格付に基づき100億円の融資を受けた。
最高ランク(従業員の健康配慮への取り組みが特に優れている)格付の理由として、①人事部・医療職・健康保険組合と連携した高度な経営マネジメントの実行、②中長期の内外環境分析に基づく健康経営施策の展開、③長期経営計画に連動した人材マネジメントを取り入れた人的資本拡充が挙げられる。
「DBJ健康経営」融資は、DBJ独自の評価システムにより、従業員の健康配慮への取り組みが優れた企業を評価・選定するという「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューで、同社は2022年1月、DBJより健康格付融資を受けた。格付結果は「従業員の健康配慮への取り組みが特に優れている」と評価された。
同社グループは、長期経営計画「VISION2030」の元、今後とも従業員が持続的に事業を継続できる職場環境、設備環境などのハード面と、健康管理・健康づくりのソフト面を充実させ、「健康経営」を推進していくとしている。