住友ゴム、ゴルフ事業で加速 ダンロップブランド価値向上へ 

2022年02月07日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は2月4日、今年3月の国内ゴルフツアー開幕を皮切りに、ゴルフ事業におけるグローバルでの「ダンロップ」ブランド価値向上の取り組みを加速すると発表した。

 グローバルのゴルフトーナメントで同社契約選手が着用するキャップの後頭部ロゴを「SRIXON」から「DUNLOP」に順次変更、また、同社のスポーツ事業海外関係会社名について、DUNLOPを冠したものに変更する。

 同社は、2017年スポーツ分野におけるグローバルでのダンロップの商標権を取得以降、テニスの四大大会「全豪オープン」へダンロップテニスボールを公式球として提供するなど、主にラケットスポーツ事業で「ダンロップ」ブランドの価値向上に取り組んできた。一方、ゴルフにおいては、従来からの日本・台湾・韓国での事業ブランドとしての活用にとどまっていた。

 今後同社は、日本・台湾・韓国以外の国・地域においても「ダンロップ」ブランドをゴルフの事業ブランドとして段階的に活用し、スポーツ分野での「ダンロップ」ブランドプレゼンスをさらに高めていく。これによりスポーツ事業のみならず、タイヤ・産業品を含めた同社全体における「ダンロップ」ブランドの価値向上を目指すとしている。

 

選手着用キャップの一例

選手着用キャップの一例

 

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