西川ゴム工業の22年3月期第3四半期決算は、売上高は608億7100万円で前年同期比7・8%増となった。営業利益は18億100万円で同12%減、経常利益は26億8500万円で同4・2%増となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億5000万円で同476・1%増となった。
日本では自動車生産台数が前年同期比と同水準まで回復したことなどにより、売上高は320億1600万円、同0・5%増、営業利益は4億1600万円、同26・2%増となった。
北米では自動車生産台数が前年同期比で増加したほか、円安による為替の影響により、売上高は169億2300万円、同19・5%増となったが、労務費の増加および原材料費の高騰などにより営業損失は9億6300万円(前年同期は営業損失4億9300万円)。
東アジアでは自動車生産台数が前年同期比で増加したほか、円安による為替の影響により、売上高は98億200万円、同9・3%増となったが、労務費の増加および原材料費の高騰などにより営業利益は9億3900万円、同30・6%減となった。
東南アジアでは自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより、売上高は63億6400万円、同29・8%増となり、営業利益は14億4000万円、同60%増となった。
通期の連結業績予想は前回発表から売上高は上方修正したが、利益面は下方修正が行われている。売上高は837億円で前期比4・3%増、営業利益は27億円で同43%減、経常利益は46億円で同23・6%減、親会社株主に帰属する純利益は25億円で同7・3%減を見込んでいる。
2022年02月09日