TOYO TIREは2月15日、オンラインによる決算説明会を開催し、清水隆史社長らが21年度通期業績と22年度通期業績予想の説明を行った。
売上高は3936億4700万円で前期比14・5%増、営業利益は530億8000万円で同546・1%増、経常利益は559億900万円で同81%増、当期純利益は同413億5000万円で同254%増となった。
清水社長は「予想を大幅に上回る着地となった。当期純利益は北米でのタイヤ販売が大きな牽引役となり、過去最高を更新した。タイヤ事業の売上高も過去最高を更新した」と総括し、来期については「北米市場におけるワイドトラック用タイヤを中心とした販売数量の拡大と値上げの浸透により、過去最高の売上高を見込んでいる」と見通しを示した。
営業利益の増減要因では、販管費の42億円、原材料190億円、海上運賃高騰影響で103億円が減益要因となったものの、販売要因の361億円、製造コストで89億円、為替で52億円が増益要因となり、合計168億円の増益となっている。
2022年02月16日