豊田合成は2月14日、シニア社員の一層の活躍促進に向けて、2022年4月から全従業員の定年年齢を現行の60歳から65歳に引き上げると発表した。
同社は、取り巻く環境変化に柔軟かつ迅速に対応し、将来にわたる持続的成長を実現するために、人材育成やダイバーシティの促進、一人ひとりが最大限に能力を発揮できる職場風土づくりに取り組んでいる。この取り組みの一環として、「65歳定年制」を導入することにより、今後ますます増加するシニア社員が60歳を区切りとせず、安心感と高い意欲をもって活躍しつづけられる環境を整備するとともに、豊富な経験やこれまで培ってきた技術を次世代に引き継いでいくことで、会社の総合力を高めていくとしている。
65歳定年制の概要は、①「定年年齢を60歳から65歳へ引き上げ」、②「59歳以前の現行人事管理制度を継続適用(65歳まで昇給あり)」、③「退職金制度は65歳まで継続」となっている。