オーサカゴム、価格改定 ゴム製品10~30%値上げ 

2022年02月17日

ゴムタイムス社

 オーサカゴム(大阪市天王寺区、八尾巍社長)は2月17日、ゴム製品全般について4月1日受注分から価格改定を実施すると発表した。値上げ幅は製品によって異なり、10~30%としている。
 同社は昨年秋にゴム板価格、ホース製品の価格改定を発表した。しかし、その後も引き続き原油価格は高騰している。加えて原材料の供給が不足していることから、原材料価格は一方的に短期間に度重なる価格改定がなされている。さらに、原油高を背景に輸送費、電気・ガスなどユーティリティ価格も上昇している。そうした状況下、企業努力によるコスト吸収では追いつかない状況にある。「お客様には短期間での再値上げとなり、心から申し訳なく思いますが、やむを得ない事情により再度価格改定をお願いすることにした」(同社)としている。

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