豊田合成は3月1日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「ヒカリと感染症対策展」にウイルスや細菌の除去に有効なUVーC(深紫外線)LEDを搭載した製品などを出品する。同社では昨今の感染予防意識の高まりを受け、空気や水、物の表面を除菌する各種製品の開発・販売を進めている。今回の展示会では店舗などで小物の表面を7秒(UVーCLEDとして世界最速レベル)で99・9%以上除菌できる「UVーC高速表面除菌装置」や手軽に持ち運びができ家庭・オフィスで活用できる「UVーCパーソナル空間除菌脱臭装置」に加え、抗原検査キット読み取り装置などを紹介する。
出品製品のUVーC高速表面除菌装置は、スマートフォンなどを投入すると、表面の細菌やウイルスなどを7秒で99・9%以上除去可能。抗原検査キット読み取り装置「マルチイムノアイ」(ジーニアルライト社製)は複数種類の抗原検査キットの読み取りが可能。高感度で、判定が難しい薄い発色反応にも対応。
UVーC空間除菌装置は、細菌やウイルスをフィルターで捕らえて深紫外線を照射し、空間を除菌。送風の強さは3段階で調整可能となっている。
2022年02月22日