生産・金額とも2桁増 21年のゴムホース 

2022年02月24日

ゴムタイムス社

 日本ゴムホース工業会が経済産業省統計を基にまとめた21年のゴムホース生産実績は、生産量(新ゴム量)は3万2390tで前年比11・8%増、出荷金額は1388億1200万円で同11・1%増となり、3年ぶりに前年実績を上回った。
 新型コロナウィルス感染拡大の影響で自動車生産が大きく落ち込んだため、20年のゴムホースの生産量は2万8981tで同15・5%減となった。一方、21年は自動車業界で年後半に半導体不足による減産の動きが見られたが、コロナから回復基調で推移した。また、建設機械や工作機械など一般産業機械は輸出を中心に旺盛な需要があった。ゴムホース全体では生産、金額とも2桁増となったが、コロナ前の19年の数値に届かなかった。
 品種別では、生産量全体の約3分の2を占める自動車用

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