横浜ゴムは2月24日、舗装路・非舗装路を走行するトレーラ向けのワイドベースタイヤ「505C」を、28日より全国のヨコハマタイヤ販売会社を通じて発売すると発表した。発売サイズは385・65R22・5の1サイズで、価格はオープンプライス。
「505C」は、新開発トレッドパターンの採用により、従来品「MY507A」よりも耐摩耗性能と低燃費性能を高めながらも、市場評価の高い耐偏摩耗性能は従来品同等レベルを確保した。また、石噛みによるベルト構造部の損傷を防ぐ「ストーンイジェクトグルーブ」を採用することで、非舗装路走行でも摩耗末期までタイヤを使用することができる。
加えて、「505C」はドライ・ウェット路面から雪道まで四季を通じて様々な路面状況に対応する。サイドウォールには「SNOW」「スノーフレークマーク」が打刻されており、高速道路の冬用タイヤ規制にも対応している。
同社は2021年度から2023年度までの中期経営計画「YX2023」において、タイヤ生産財事業のさらなる強化を掲げている。その施策のひとつとしてトラック・バス用タイヤ事業の強化に取り組み、事業基盤の整備や商品ラインアップの拡充などを進めている。