ネクセンタイヤジャパンは3月1日、オンロードにもオフロードにも対応する汎用性の高いマッドテレーンタイヤ「ローディアンMTX」を、2022年4月1日より発売すると発表した。カーポートマルゼンにて先行販売を開始する。発売サイズは、16インチから20インチの計7サイズで、価格はオープン価格。今後は需要に応じてサイズ、販路を拡大予定となっている。
同タイヤは、オフロード性能の向上はもちろんのことローディアンシリーズに期待される頑丈さやオンロードの走行快適性を犠牲にすることなく、耐荷重とトラクション性能を向上している。また市販タイヤとしては画期的な、カスタマイズのオプションが提供可能なタイヤとなっている。
ローディアンMTXは、「デュアルサイドウォール」と呼ばれる2種類の異なるサイドウォールデザイン「Machine」(マシン)サイドと「Beast」(ビースト)サイドを持つ特徴的なタイヤで、この2つのオプションにより、好みや車種に応じて自由にタイヤの外観を選択することができる。Machineサイドはより伝統的なプロファイルを特徴とし、Beastサイドはサイドウォール・トラクションバーを備えよりアグレッシブな外観を持つ。
また、同タイヤには北米で特許取得済みのノイズキャンセリング・テクノロジーが採用されており、高速走行時での静粛性を実現している。オフロードタイヤは幹線道路を含む一般道ではノイズが出がちだが、ローディアンMTXではトレッドブブロックの形状と配列の最適化により、タイヤノイズの大幅な低減を実現している。
内部構造には3プライカーカスを採用し、3層によりサイドウォールを保護、特に重量物を運ぶ際の安定性と耐久性を高めるように設計されている。また、20インチ以上のタイヤにはリムプロテクターバーを備えており、縁石や岩石との擦れからリムを保護する。