東拓工業(大阪市西区、太田九州夫社長)の21年度(21年4月~22年1月)の部門別の需要動向を見ると、土木資材では災害関連向けの案件が堅調に動いており、好調だった前年並みで推移している。工業用ホースはコロナ前のレベルまで回復してきた。分野別では、半導体設備関連向けのホース製品が大きく伸長している。製品では100℃以下の流体の輸送に対応する高機能・脱塩ビホース「TACエコライン耐熱耐油100℃仕様」や高機能ダクトホース「TACダクト耐摩耐油」などの主力新製品が前年比約2倍の売上となっており、非常に好調だ。
なお、同社食品用ホースにおいては、改正