経済産業省はこのほど21年のプラスチック製品生産・出荷を発表した。それによると、21年のプラスチック製品の生産量は568万1446tで前年比2.8%増となった。
品目別に生産を見ると、約4割を占めるフィルムとシートの合計の生産は245万2203tで同2.8%増となった。このうち、フィルム合計の生産は223万3426tで同2.4%増。包装用や農業用などに使われる軟質フィルムは160万161tで同1.8%増、硬質フィルムは63万3265tで同3.9%増だった。
一方、輸送機械用部品や電気通信用部品などが含まれる機械器具部品(照明用品含む)合計の生産は67万2607tで同2%増となった。
このほか、容器の生産は84万9919tで同6.2%増、建材の生産は25万3465tで同3.9%増となっている。
2022年03月07日