豊田合成は3月4日、企業をはじめ社会全体でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目的に設けられた「DX認定事業者」の認定を取得したと発表した。
同認定は、「情報処理の促進に関する法律」に基づく「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応し、DX戦略・体制の準備が整っている事業者を認定する制度となっている。
同社は、事業環境の激変に対応し、将来に渡る持続的な成⾧を実現するため、CASEに対応した新製品の開発やカーボンニュートラルへの取り組み、生産現場のモノづくり革新に注力している。その一環として2021年6月にDX推進の専門組織を設置し、全社横断的にAIやIoTを活用した設計・生産・物流の改善や、デジタル分野でスキルの高い人材の育成を強化している。同社は今後も、デジタル技術を活用し、製品・生産の進化を図ると共に、企業風土の変革を推進していくとしている。