三井化学は3月9日、同社と三井化学東セロが同日、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2022」(大規模法人部門、通称「ホワイト500」)に認定されたと発表した。「健康経営優良法人認定制度」とは、経済産業省と日本健康会議が共同で、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度。同社は6年連続、三井化学東セロは3年ぶり2回目の認定となる。
同社は本社や研究所、主要4工場の健康管理室に専属産業医や保健師、衛生管理者を配置し社員の健康管理を推進するとともに、その他の工場や関係会社の主要工場にも嘱託産業医、保健師などを配置、グループ社員も含めた健康増進に取り組んでいる。また、メンタルヘルス不全・生活習慣病の予防や、衛生リスクの継続的低減にも注力し、新型コロナウイルス感染症対策と新しい働き方に対する健康支援も行っている。
三井化学東セロは、2020年に策定した「健康宣言」の下、「健診関連/生活習慣/メンタルヘルス/働き方」の4分野の健康課題に対して2025年までの健康目標を設定し、産業医、保健師、健康保険組合、労働組合と連携して各種施策を実施している。
同社グループは、今後も「社員の健康は会社の健康に直結する」との基本理念に基づき、社員の健康づくりを経営課題と位置づけ、グループ社員の健康増進活動に積極的に取り組んでいくとしている。