ダイハン(東京都大田区、森大作社長)は、国内外のゴム工場の基幹設備には欠かせないゴム用機械の製造・販売を手掛けている。
21年9月期の需要動向を振り返ると、ゴム精練設備、押出機、成形機の3分野において、21年の春先から徐々に需要が動きはじめ、受注は増加傾向となった。特に東日本地区では、前期は厳しい状況だったが、需要が回復し加硫プレス機の動きが伸びてきたという。
「コロナ禍の影響で、他の地区と比べて東日本地区はお客様の設備投資意欲が低減していたが、今まで投資を押さえていた反動もあり一気に動き出してきた様な感じだ」(森社長)。
その結果、前期は減収減益となったものの、減少幅は縮ま