住友ゴム工業は3月17日、NEXT Logistics Japan(NLJ)の志に賛同し、NLJと株式出資契約およびパートナー契約を締結したと発表した。
同社は、国土交通省などが中心となり取り組んでいる「ホワイト物流」推進運動に2019年から参加しており、持続可能な物流の実現に向け、作業負荷軽減や効率化を進めている。
NLJは、2018年にドライバー不足や積載率の低下などの課題に直面する物流業界のニーズに応えるため、新しい物流のかたちを提案する新会社として設立された。同社は2021年6月からNJLと協業で、連結トラックによる他荷主との共同配送を行っている。
同社は、2021年8月に策定したサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」の達成を目指し、地球環境・社会共生・ガバナンスそれぞれで課題解決に取り組んでいる。100年に一度と言われるモータリゼーションの変革に対応するため、安全で環境に優しいサステナブルなタイヤ開発を今後LCA(ライフサイクルアセスメント)を基軸に据えてさらに加速させ、調達、輸送、開発、製造、販売、使用に至るサプライチェーン全体を通し、「CO2の削減」「原材料のバイオマス化およびリサイクル化」「サステナブルな商品開発」を進めていくとしている。