BASFは3月24日、市場からの高まる需要に応えるため、ウルトラミッド・ポリアミドの生産能力を拡大すると発表した。インドのグジャラート州パノーリにある生産拠点で、2022年第4四半期から増産予定。
同社パフォーマンスマテリアルズ事業本部アジア太平洋地域のシニア・バイスプレジデント、アンディ・ポスルスウェイト氏は、「今回の生産能力増強は、ポリアミドのサプライヤーとしてお客様へ貢献することを再確認し、インドで急増しているBASFのウルトラミッド・ポリアミドの需要に応えるもの。これにより現地での納期が短縮され、OEMのジャストインタイムのニーズにもさらに対応できる」と述べている。
同社のウルトラミッドは、自動車用途や電気・電子分野、工業製品、消費財などに使用されている。