住友ゴム工業は3月28日、同社の従業員有志の募金による「住友ゴムCSR基金」が、2022年度の助成活動として、56団体を対象に総額1470万円の助成を実施すると発表した。
CSR基金助成活動は、環境保全や災害支援、交通安全、地域課題などの活動を行っているNPOやボランティア団体に助成するもので、事業の計画性・効果・継続性などを基準に選考している。今年は環境保全17団体、災害支援1団体、地域課題38団体に助成を実施する。
2010年に助成を開始したこの基金は、2021年度までに延べ407団体による活動を対象に総額9640万円の助成を行った。
同社グループは、より良い社会の構築に向けた企業の社会的責任を果たすことを通じ、社会から信用される企業グループになることを目指している。行動指針として活動ガイドライン「GENKI」を掲げ、SDGs目標の達成に向けた取り組みに貢献していくとしている。