ブリヂストンは3月30日、「伝える力」の大切さをロールプレイング形式で学ぶ「グローバルコミュニケーション教室~世界につながる伝える力~」と、「環境と事業の両立」をテーマにゲーム形式で環境保全について学ぶ「環境ものづくり教室」の2つの出張授業について、同日より募集を開始すると発表した。
同社は、2004年から主に同社事業所周辺の学校にて出張授業を行い、次世代の学びを支え、教育を通じて地域社会の発展に貢献する活動を継続している。同社はこの出張授業を通じて、インクルーシブで開かれた教育を支援し、次世代の学びを支えることで「Bridgestone E8 Commitment」で発表した「Empowerment すべての人が自分らしい毎日を歩める社会づくりにコミット」していく。
出張授業の募集期間は3月30日~5月13日で、募集校は8校(各プログラム4校ずつ)、全国都道府県の小中学校が対象で、対象となる学年はグローバルコミュニケーション教室は小学校6年生~中学校3年生、環境ものづくり教室は小学校5~6年生となる。授業実施期間は7月1日~11月30日、実施方法については、対面もしくはオンラインのいずれかとなる。
「グローバルコミュニケーション教室~世界につながる伝える力~」プログラムは、多様な国や文化の人と交流する機会が増えている中で、「伝える力」の大切さを学ぶことを目的とした授業となる。海外にルーツを持つ子どもとのコミュニケーションをロールプレイング形式で体験することや、海外勤務経験のある同社従業員の言葉などを通して、相手に正確に伝える方法やコミュニケーションのコツを学ぶことができる。
「環境ものづくり教室」プログラムは、講義やゲームを通じて環境保全そのものや同社のものづくりと環境保全を両立する取り組みについて子どもたちに知ってもらうことを目的とした授業となる。同社の工場で働く従業員が学校に訪問し、ボードゲーム形式で実際の工場経営を一緒に体験しながら、ものづくりと環境保全の両立について学ぶことができる。