豊田合成は3月30日、同社が開発したLED発光エンブレムが、日産自動車のクロスオーバーEV「アリア」に採用されたと発表した。
同社はこれまでも先進運転支援システムを支えるミリ波レーダの「透過機能」とめっき調の「意匠性」を両立させたエンブレムを実用化してきたが、新たに「発光機能」を持たせたエンブレムをラインナップに加え、顧客のデザインニーズに対応する。
今回採用されたエンブレムは、表面の発光部分に透明材料と光の拡散材を使用している。昼間はブランドマークを白色で表現し、夜間には均一な明るさで車のブランドの象徴となるエンブレムを浮かび上がらせることで、EVならではの先進的なデザインに貢献している。