カネカは3月30日、同社のカネカ生分解性バイオポリマー「グリーンプラネット」を使用した歯ブラシについて、東急ホテルズでの採用が決定し、4月22日より順次、東急ホテルズが運営するホテルで導入されると発表した。
ホテルチェーンでグリーンプラネットを使用した歯ブラシが採用されるのは国内初となる。
グリーンプラネットは同社が開発した100%植物由来の生分解性バイオポリマーで、幅広い環境下で優れた生分解性を有し、海水中でも生分解する素材として「OK Biodegradable MARINE」認証を取得している。また、汎用プラスチックと同様の機能を有するため、使い捨てプラスチックによ
る環境破壊に対する画期的なソリューションを提供できる素材となる。
東急ホテルズは、サステナブルなホテルづくりを掲げ、循環型社会の実現に取り組んでいる。今回、グリーンプラネットは100%植物由来かつ海洋汚染低減に貢献する素材として高く評価され、今年4月1日から施行される「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に合わせ、柄にグリーンプラネットを使用した同社の歯ブラシが採用された。
同社は「カネカは世界を健康にする。KANEKA thinks『Wellness First』.」という考えのもと、ソリューションプロバイダーとしてグローバルに価値を提供している。今後もグリーンプラネットの展開を通じて、環境汚染問題の解決に貢献していくとしている。