日本ゼオンは4 月 1 日オンライン入社式を開催し、田中公章社長が新入社員125 名を前にあいさつした。
田中社長はまず、「このようなご時世ではあるが、全員が無事に本日の入社式を迎えられた事を大変嬉しく思う。新型コロナウイルスは、依然として収束しておらず、加えてウクライナ情勢をはじめとする政治的リスクやそれに伴った原油高など、外部環境は常に変化している。このような変化の激しい時代ではあるが、中期経営計画の二年目を迎え、社員一同、改めて2030年のビジョン実現のために取り組む」と述べ、「今までお世話になった方々、育てていただいた方々への感謝の気持ちを忘れてはいけない。お世話になった方々、あるいは周囲の方々に感謝の気持ちを持つということは社会の大事な基本だ。周囲の方々への感謝の気持ちを忘れないようにしていただきたい」と、新入社員に常に感謝の心を持ち続けるようにと話した。
最後に、新入社員に3つのお願いを促した。
1つ目は「夢を持ち続ける」こと。「夢やありたい姿を真剣に追い求めるとすべてが変わる」夢を持ち続け、夢の実現に向け、真剣にチャレンジを続けてほしい。
2つ目は「会社を変える、ゼオンを変える」こと。お客様の真のニーズや価値観は多様化し、社会で求められているものを的確に把握することが難しい世の中になってきた。新しい価値を生み出す土台として、世の中を先読みし、仕事のやり方や考え方を大きく変えていかないとゼオンも生き残っていけないと強い危機感を持っている。ゼロベースで「本当にこの仕事が必要なのか」、「こうやった方がいいのではないか」、あるいは「もっと効率的にできるのではないか」などといった視点を持ち、提案し、ゼオンを変えてもらいたい、そういう気持ちを持って挑んでもらいたい。
3つ目は「健康であり続ける」こと。健康は当たり前と思っているかもしれないが、会社にとって非常に重要なことだ。これからも病気にならない、怪我をしないと心に決め、皆さん全員が現状より一歩でも健康になるよう鍛錬を重ねて欲しい。