TOYO TIREは、米国タイヤ販売子会社トーヨータイヤUSAとともに、今年3月30日から4月3日にかけて、メキシコ・バハカリフォルニア州で開催されたオフロードレース「第35回スコア・サンフェリペ250」において、同社製タイヤ「オープンカントリーM/T―R」を供給、サポートしたクリストファー・ポルヴォード選手がクラス優勝したほか、ブライス・メンジス選手が総合2位、マイク・ウォルサー選手が総合3位と上位入賞を果たしたと発表した。
スコア・サンフェリペ250は、オフロードレース「SCORE World Desert Championship」(全4戦)における年間シリーズの初戦となる。同レースでは砂漠や岩場を高速で駆け抜けてタイムを競うため、悪路における対外傷性やトラクション性能を備えたタイヤが必要になる。今回のレースでも、「オープンカントリーM/T―R」は優れたパフォーマンスを発揮し、選手たちの走りをサポートした。
トロフィー・トラック・スペックと呼ばれるクラスに出場したクリストファー・ポルヴォード選手は、4時間53分のタイムを記録し、2位に10分以上の差をつけてクラス優勝を飾った。トップカテゴリーであるスコア・トロフィー・トラッククラスに出場したブライス・メンジス選手は総合2位、同じくマイク・ウォルサー選手が総合3位と、同社サポート選手勢が総合上位入賞を果たし、幸先の良い、2022年SCOREシリーズの幕開けとなった。
クラス優勝したクリストファー・ポルヴォード選手は、「状況の変化が激しい一日だったが、最後は良い状態でゴールすることができた。このレースはまさに耐久力を試されるもので、今日走ってきたコースは、私が今まで見たなかで最も荒れた過酷な砂漠のコンディションだと感じた。最終的に、今日一番アクシデントに見舞われなかったのが私たちだったと思う。トロフィー・トラック・スペックで完走することができて、サポートしてくれたチームメンバーを大変誇りに思う」と、レースを振り返りコメントしている。