ESG投資指数の構成銘柄に 横浜ゴムが選定

2022年04月13日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは4月11日、ESG対応に優れた日本企業のパフォーマンスを測定するための投資指数「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定されたと発表した。

 グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築された「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」は、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されている。また低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI(Transition Pathway Initiative)経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみを組み入れている。「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資を行う際の指数に選定されている。

 同社は、GPIFが採用している日本企業に特化したESG投資指数ではほかにも「FTSE Blossom Japan Index」に5年連続、「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」にも継続的に採用されているほか、世界的なESG投資指数「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄にも17年連続で選定されている。

 同社グループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「YX2023」のESG経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げ、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていくとしている。

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