企業特集 明司ゴム 利益体質な会社構造目指す 極小Oリングなど一気通貫で生産

2022年04月26日

ゴムタイムス社

企業特集

 

明司ゴム

 自動車用パッキンやOリング、ガスケット、ボンデットシールなど多様なゴム製品や金型を提供する明司ゴム(東京都千代田区、川和淳一社長)。同社の沿革や足元の動向、今後の方針などについて川和社長に聞いた。

◆御社の沿革について。
 パッキンやシール製品などの工業用ゴムを製造する会社として1972年に創業した。ただ、創業者一族が2009年に民事再生法の申立てを申請した際、工業用ゴム製品を扱う商社であるヤマデンが当社のスポンサーとなり、ヤマデンの子会社として再出発した。
 私は2010年にヤマデンから経理財務担当取締役として入社し、13年に社長に就任した。商社とメーカーでは業態が異なるため、就任当初は戸惑うことも多々あったが、双方からサポートを受けながら業務を進めてきた。

◆御社の強みを挙げると。
 まずは、極小のOリングなど

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