TOYO TIREは4月21日、グローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES」シリーズにおいて、「PROXES TR1」を5月1日より国内市場で順次発売すると発表した。発売サイズは全15サイズで、価格はオープン価格。
最近の国内自動車市場における販売車種の動向として、スポーツカーが再注目されている。自動車メーカー各社からモデルチェンジした車種が新たに発売となり、国産のライトウェイトタイプや輸入車のハッチバックタイプなど、根強い人気が見られる。今年1月に開催された「TOKYO AUTO SALON 2022」の来場者アンケートでは、現在所有するクルマや今一番欲しいクルマとしてスポーツカーがランクインしていることからも、クルマのカスタマイズを好む人たちからの関心の高さがうかがえる。
PROXES TR1は、ドライバーの要求に応える確かなハンドリング性能と独創的なデザインを兼ね備えたスポーティータイヤで、街乗りやワインディングの多い道路などでスポーティーな走行を楽しめるとともに、ドレスアップやカスタムを楽しみたいユーザーにも適した製品となっている。
同製品の開発にあたり、同社の材料設計基盤技術「ナノバランステクノロジー」を用いたフルシリカ配合の先進的なゴムコンパウンド技術の採用をはじめ、タイヤ設計基盤技術「T―MODE」を活用するとともに、構造の最適化を図った。この結果、ウェットハンドリング性能と操縦安定性が同社従来品(PROXES T1R)比で向上している。また、スタイリッシュでアグレッシブな非対称デザインのトレッドパターンを採用し、デザイン性も重視している。
同社は今後も、走りの愉しさや斬新なデザインを兼ね備えた、独自性の高い魅力ある商品を届けていくとしている。