リケンテクノスは4月26日、食品包材製品について、5月21日出荷分より値上げを行うと発表した。対象製品は業務用ラップ類、小巻ラップ類(塩ビ製、PO製等)で、価格改定幅は現行価格の25%以上。
食品包装用ラップフィルムの主原料である樹脂や可塑剤の値上げが実施され、その後も原材料価格の高騰が続いている。また、紙管や化粧箱などの副資材の原料である原紙価格も高騰している。このような原材料価格の上昇は、同社の自助努力の範囲を超える上昇幅で、物流費等の上昇もコスト増加につながっている状況であるため、同社はこれまで同様の品質と供給の安定を維持、向上させて行くため、製品の価格改定を決定した。