日東化工の22年3月期決算は、売上高は34億5900万円で前期比5・4%増、営業利益は6000万円で同59・4%増、経常利益は1億800万円で同70・9%増、当期純利益は8800万円で同382・9%増となった。
セグメント別では、コンパウンド事業の売上高は18億7600万円で同3・2%増となった。ゴムコンパウンドにおける自動車関連を中心とした受注の回復に加え、樹脂洗浄剤スーパークリーンや導電性樹脂ECXにおいても売上が回復し、コンパウンド事業全体では前年同期を上回る売上高となった。
ゴム加工事業の売上高は15億6000万円で同8・2%増となった。
ゴムマットでの受注回復や、ゴムシートにおいての新規案件の受注等により、ゴム加工事業全体の売上高は前年同期を上回った。
23年3月期通期業績予想については、売上高は35億円で前期比1・2%増、営業利益は1億円で同64・8%増、経常利益は9000万円で同16・7%減、当期純利益は5500万円で同38・0%減を見込んでいる。
2022年04月28日