十川産業はこのほど、6月1日以降納入分より適用カタログ製品オーダーメイド製品継手類含む全ての製品で価格改定を実施すると発表した。値上げ率は平均20~30% (一部の製品は除く)。同社製品の主材料はコロナ禍からの経済回復により原油需要が高まる一方、ロシアによるウクライナへの侵攻により原油価格が大きく上昇したことを受け、価格が高騰している。また運賃や副資材等の諸費用も大きく上昇している。「コストの上昇は自助努力により吸収できる水準をはるかに超えるものとなるため価格改定をお願いせざるを得ないとの判断に至った」(同社)としている。
2022年05月01日