東レは5月2日、同社とJTB、リバネスが、小学校3~5年生を対象とした夏休みの体験型教室「青空サイエンス教室2022」を8月4日~6日に開催すると発表した。同教室への参加者の募集を、5月2日10時から開始する。
「青空サイエンス教室」は、子どもたちが理科を好きになるきっかけの場となることを目指し、小学校3~5年生を対象に、自然の中での「遊び」を通して楽しみながら理科の原理を学んでもらうための夏休み企画となっている。2015年からスタートした同企画は、変わりゆく社会の変化やコロナ禍においても、子どもたちの「学びをとめない」ため、開催形態を変え、より魅力的なコンテンツにアップデートしてきた。
2019年までは宿泊体験型教室として開催していたが、コロナ禍で2020年は中止、昨年はオンラインのみでの開催となった。
今年は大自然からの学びを子どもたちに届けたい、全国の多くの子どもたちに参加してほしいという想いから、安全に配慮しながら、日帰り野外教室(8月4日、5日)とオンライン教室(8月6日)を実施する。8月4日、5日の日帰り野外教室では、奥多摩の自然をふんだんに活用し、「森(木)の不思議」をテーマにした日帰りプログラムを体験・学習する。自然豊かな奥多摩フィールドの中で様々なサイエンス実験を通し、SDGsの目標に挙げられている陸の豊かさを
守ることの大切さや、森が海の豊かさにもつながっていることを学ぶ。持続可能な世界をつくっていくことの大切さを実感できると同時に、理科が好きになるきっかけとなるプログラムとなっている。8月6日のオンライン教室は、事前に実験キットが送付され、全国どこからでも参加可能なプログラムとなる。
日帰り野外教室の募集人数は各日40名で、どちらか1日のみの参加となる。参加費用は1名8000円。オンライン教室の募集人数は200名で、WEB会議システム「Zoom」を使用したオンライン授業となる。参加費用は無料。なお、どちらも応募者多数の場合は抽選となる。